子どもが学校に行き渋るようになり、上平先生のカウンセリングを受けるようになりました。
 子どもの気持ちに寄り添うことができない、子どもへの声掛けがどうしてもうまくできない。カウンセリングでは私の過去の辛かった話しも先生は穏やかに向き合って聞いてくれて、安心して話しをすることができました。
 小さい時の記憶があまりなかったのですが、EMDRを受けることになりました。
 先生の手が左右に揺れ、それを目で追いながら過去の出来事を頭で思い浮かべると不思議と映像や言葉のイメージとして自分の小さい時の記憶がよみがえりました。悲しくて苦しくて、それでも泣くことができなかった環境の中で自己肯定感をけずりとりながら必死で生きている小さな自分がいました。

 「今の大人の自分から見て、そういう状況におかれて、自分を責めている小さな子どもをどう思いますか?」
「その小さい子どもに、なんて声をかけてあげたいですか?」
「じゃあ、その言葉を小さな自分に言ってあげてください。」
小さい自分は本当は、母に興味を持ってもらいたかったんだ、、。

これに気が付くことができた日、大きな変化がありました。
 自分の子供に、心から笑えることがすごく増えました。
 なんだか子どもと話していて、笑えてしょうがない。この子って、こんなにユニークだったんだね。
 子どもの気持ちを感じることができるようになってきて、楽しい会話が自然とでるようになっています。

まだまだEMDRは続いているし、子どもも学校に行っていませんが、自分も子どもも元気が出てきました。
 私の中で未来への明るいイメージが頭をよぎります。そして、それを子どもにも伝えられる。
 険悪だった夫婦関係も良い感じになってきて、厳しい時期をふみとどまることができて、本当に良かったと思います。家庭が明るくなってきています。
 上平先生、いつもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします

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